
薄毛メニューは、置いただけでは動きません。店内でどう告知するか、既存のお客様にどう切り出すかまで含めて設計して、はじめて売上になります——これは3D増毛研究会がサイトでもお伝えしていることです。
そのなかで、導入をご検討中の方からも、すでにメニューをお持ちの方からもつまずきやすいと言われるのが「お客様にどう切り出すか」です。カットやカラーと違って、髪が薄いことはお客様ご自身から言い出しにくい話題です。こちらから触れるのもためらわれる——その気持ちは、長く現場に立っている方ほど強いと思います。
この記事では、増毛エクステの商材と技術をご提供している3D増毛研究会が、薄毛のお客様に声をかけるときの入口を整理します。話し方の例だけでなく、先に用意しておくものと、言ってはいけないこともあわせてご紹介します。
声をかける前に、「聞ける空気」をつくっておく
導入されたサロン様からいちばん多くいただくのが、「こちらから声をかけるより、ポスターを見たお客様から聞かれるほうが決まりやすい」というお話です。
薄毛のお悩みはご自分から切り出しにくいものですから、お客様のほうから「これ何?」と聞いてくださる状態を先につくっておくことが近道になります。声のかけ方を考えるより、まず店内の準備のほうが効きます。
店内ポスターは「売り込み」ではなく「きっかけ」
ポスターの役目は、その場で決めていただくことではありません。「うちでもこういうことができます」と分かる状態にしておくことです。鏡の前やお会計まわりなど、お客様の視線が止まる場所に置いておくと、施術中の会話で自然に話題が出てきます。
カウンセリングシートがあると、会話が止まらない
いざ相談されたときに困るのが、「何を聞けばいいか分からない」という場面です。3D増毛研究会では、薄毛のお客様に何をうかがえばよいかがあらかじめ決まっているカウンセリングシートを加盟サロン様にお渡ししています。初めての接客でも手が止まりませんし、記入いただいた内容はそのまま次回以降の記録になります。
店内で使える販促ツールについては、加盟店サポートのページでまとめてご紹介しています。
実際の切り出し方——3つの入口
※ここから先の言い方は、当社サイトでご案内している考え方をもとにした一例です。サロン様の雰囲気やお客様との関係に合わせて調整してください。
① お客様が口にされたときは、そのまま受け取る
「最近うすくなってきて」「分け目が気になって」とお客様が言葉にされたときが、いちばん自然な入口です。ここですぐにメニューの説明を始めないことがポイントになります。
まずは「どのあたりが気になりますか」「いつ頃から気にされていますか」と、状況をうかがう側に回ります。お客様は相談したくて言葉にしているので、聞いてもらえた時点で会話が続きます。
② こちらから触れるなら、「悩み」ではなく「スタイル」の話から
お客様が何も言われていない段階で「薄いですね」と切り出すのは、おすすめできません。触れるのであれば、スタイルの相談として話すほうが受け取っていただきやすくなります。
- 「分け目のところ、もう少しボリュームが出ると印象が変わりますね」
- 「トップが立ち上がると、いまのカットがもっと決まると思います」
- 「写真を撮るご予定などありますか。当日までにできることもありますよ」
髪を薄いと指摘するのではなく、仕上がりの話としてボリュームに触れる形です。お客様が「実は気になっていて」と返してこられたら、そこからが相談になります。
③ 「今日はやりません」と先に伝えてから説明する
その場で決めさせられるのではないか、という警戒があると、お客様は話を聞いてくださいません。「今日はしませんので、こういうものがある、とだけ」と最初に伝えてしまうほうが、かえって落ち着いて聞いていただけます。
三つ折りのパンフレットをお渡ししておけば、ご家族に相談されてから次回に戻ってこられるケースもあります。決めていただくのはその日でなくて構いません。
相談を受けたときに、聞いておきたいこと
ご要望をうかがう前に、確認しておくと後の食い違いが減る項目があります。
- 気になっている場所……つむじ・分け目・前髪・全体で、組み立て方が変わります
- いつまでに、という予定があるか……お式や写真撮影などの予定があるかどうか
- 頭皮や髪の状態……治療を受けておられないか、施術を控えたほうがよい状態でないか
- これまでに試されたこと……ほかの方法を試されていれば、その感想もうかがっておきます
3D増毛エクステは、結ぶための健康な地毛が残っていることが前提の技術です。地毛がほとんど残っていない状態や、治療で脱毛期にあるお客様には向きません。3D増毛エクステとはのページに「できること・できないこと」を並べていますので、カウンセリングの前に一度目を通しておかれると、その場で判断しやすくなります。
言ってはいけないこと
ここは、サロンを守るためにも押さえておいていただきたい部分です。
▶ 「生えます」「治ります」とは言わない
増毛エクステは、地毛1本に人工毛を結んで密度をつくる技術です。地毛そのものを生やすものではありませんし、発毛・育毛でもありません。効果や治癒を思わせる言い方は、そもそも事実と違いますし、景品表示法や薬機法(医薬品医療機器等法)の観点でも問題になり得ます。「いま生えている髪に足して、見え方を変える技術です」という説明にとどめてください。
▶ 診断や医療的な判断はしない
脱毛の原因を決めつけたり、症状名を口にしたりすることは避けてください。治療が必要な脱毛については、医療機関へのご相談をおすすめするのが正しい対応です。サロンでできるのは、いまある髪をどう見せるかの提案までです。
▶ 持ちの期間を断定しない
結んだ人工毛は地毛と一緒に伸びていくため、地毛が伸びると結んだ位置が根元からズレてきます。そのため定期的な付け足しが必要になりますが、周期は本数・髪の伸び方・気になる度合いによって変わります。「何カ月もちます」と一律にお伝えせず、お客様ごとに目安をお話しする形にしてください。
その日のうちに変化をお見せできる、という強み
薄毛のご相談は、言葉で説明するより実際に見ていただくほうが早い場面が多くあります。3D増毛エクステは薬剤も接着剤も使わず、いまのセット面でそのまま施術できる技術で、目安として45〜60分で約400本です。カットやカラーの前後に組み込める長さなので、カウンセリングから施術までを1回のご来店で完結させるという進め方もできます。
「気になっていたけれど、どうすればいいか分からなかった」というお客様にとって、その場で変化が見えることは大きな安心になります。カウンセリングの入口さえつくれれば、あとは普段の接客の延長です。
カウンセリングの進め方も、あわせてご相談ください
3D増毛研究会では、技術のご案内だけでなく、店内での告知のしかたやカウンセリングの進め方まで含めてサポートしています。カウンセリングシートや店内ポスターなどの販促ツールは、加盟サロン様にお渡ししているものです。
「導入するかどうかはまだ決めていない」という段階でも構いません。技術の中身、かかる費用、集客のしかたをまとめた資料を無料でお送りしています。
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